RPGツクールフェスでアトリエを作ろう!【3】

 お久しぶりです。コウです。前回の更新からかなりの時間が経ってしまいましたけど、ゲーム制作は忘れていません。

 今回の更新にて、累計制作時間が72時間を越えました。これで3日間ぶっ続けでプレイしていることになりますね。

 というわけで、今回やったことのおさらいを……


・王国のマップ作製

・調合システムのアップデート


 と、これだけです。

 前回の更新ではあれだけたくさんやったのに、今回は全然進んでいません。

 しかも、元々あったのに手を加えただけなような気もします。


 それで、実際どんなものかと言えば……


・王国のマップ作製

 これに関しては新しい国を作ったわけではありません。

 以前の更新でさんざん言っていたマップをもう一度作り直しただけです。

 わざわざそうした理由は


「広くて歩くのが面倒」

「無駄が多い、花畑いらないでしょ」


 とか、言われたせいです。大方、お姉ちゃんが言いました。

 元々のマップサイズが128×128だったのですけど、やっぱり空白といいますか、草原ばっかりになってしまっていて。それと民家がいっぱい並んでいたり……。

 最近のRPGですと、マップがあったりするのでわかるのですけど、今作はそんな便利機能はありませんので、マップなしでもわかりやすいマップを作った方がいいと思います。(失敗した私が言うことじゃないものですけど)


 そして今度は64×64で制作!

 マップは以前にマインクラフトで作っていたものを参考にして作りました。ファンタジー素材と現代素材を織り交ぜた、私の理想のファンタジー王国です。

 ツクールは仕様上、家の入り口は前に向いている(扉が見える)のですけど、思い切って横向きの建物を作ってみました。

 ですけど、どうしてもバランスが悪くなってしまうので、あまりオススメしません。

 私がこうした理由は、単純にゲームの1画面として見るよりも、実際に主人公が歩く道だと考えて、どういう風になっていたら綺麗に見えるのか、なんてことを考えていたせいです。

 真ん中に縦に川が流れているのですけど、それで2つに分かれた道と、そこに向き合っているお店の数々……反対側とを繋ぐ橋。

 こういうちょっとしたものがあると、私は嬉しくなります。

 私の理想ってこういうものなのですよね。19歳にもなって、未だにこれです。夢見過ぎです。

 ですけど、私にとっての創作っていうのは、たぶんこういうことで。

 夢を見ているみたいな、そんなものなのです。

 だから、このブログを読んでしまった方には、自分の理想を表現してほしいです。ちょっとした願望です。


 と、そんな話は置いておいて。

 きっつきつに入れた建物はそれぞれ必要なもので、ほんと、どうにか入ってよかったと思います。

 設定的にはここは『中央大通り』と『王城』付近のもので、わき道の先には住宅街や貴族街があるらしいです。実際、中央左の公園の湖は途中で途切れています。

 マップサイズを下げたおかげで配置物の制限に引っかかることもなかったり、あとは最低限入れたいものだけを作ることで無駄がありません。(実は、元々あったマップよりも建物が増えていたり)


 それと、作っている時には気づかなかったのですけど、忘れていた建物が2つほどありました。騎士団の練習場と飛行船乗り場です。

 なので、騎士団の練習場は廃止。王城に騎士団の部屋を入れ込むことにしました。

 飛行船乗り場は……完全に抹消します。その代わり、後々作ることになる飛行船は、使っていない時はプラモデルみたいに小さくなっている……という設定にして、アトリエにある魔法陣によって片道用に使えるようにします。(この方が処理が楽でいいです)


・調合システムのアップデート

 何度も作りなおしている調合システムですけど、今回のアップデートで『ver.3.00』になりました。

 大型アップデートを施しているので、小数点以下は空白に戻りました。

 具体的にどう変わったのかと言えば……

☆アイテムの選択を自作メニューで直感的にできるように

☆失敗時にアイテムが作れなくなるように

☆調合後にレベルアップできるように

☆必要レベルより低い状態で作ろうとすると失敗しやすくなるように

☆調合書を調べることでアイテムの説明を見られるように

☆依頼などで必要なアイテムはショートカットで作成できるように


 これぞ、大型アップデート!


 だと思います。自作メニューに関しては説明をしてくれているゲームがあったのですけど、どうも私には理解できなかったので、自分で1から作りました。とりあえず今のところ不具合はないです。

 そういえば、個人的に考えている目標というのが、見ただけじゃわからないようなシステムを作ることです。

 そのためにはがんばらないといけないことも多いですし、1番大事なのはやっぱり『不満なく快適に操作できる』ことなのだと思うのです。

 ここで大事なのが"不満なく"の部分です。

 他の何かと比べたがるのが人というものらしく、1度快適な要素ものをプレイしてしまうと、似通ったシステムを使っている他の作品で不便だと感じてしまうものなのですよね。

 例としては、ノベルゲームの次の選択肢までスキップボタンです。私が初めてプレイしたゲームには付いていたので、てっきりどこも標準搭載のものだと思っていました。

 そういう不便だと感じる気持ちが不満といいます。やっていることは普通なのに劣って見えてしまうのが、悲しいところです。

 それとよく言われることですけど、プレイする側で考えるということ。

 私も1ユーザーとして、楽しんでできるものを作りたいです。


 と、それらについての説明は、ぼちぼちどこかでまとめることにしましょう。

 ちなみにどうしてこんな大型アプデをしようとしたのは、クリスマスにゲームをアップしたせいでした。

 25日夜に投稿して、26日夜に更新しました。

『調合システム・基本と解説』というものです。

 内容としてはゲーム性はなく、題名通りに、私が自作した調合システムの基本を置いて、そのうえで解説を入れているだけです。

 ちなみに、紹介しているシステムは『ver.2.03』です。さりげなくレベルアップの要素も入れていました。

 それに対する評価が、


『素材に変数を使う発想はよかった。フェスにはこれが合っている』

『調合を選択肢で選ぶのはやや面倒』

『素材を変数でやって、調合は自作メニューでやるといいんじゃないか?』


 といった感じでした。評価を着けてくださったのは2chの方です。ありがとうございます!

 なので、自作メニューを作成。疲れましたけど、楽しかったです。

 アドバイス、すごく参考になっています!


 それで、現在作成しているこのゲーム……アトリエを作ろう!……なんて言っていますけど、コンテストでパロディとかはNGだそうなのです。

 『エリスのアトリエ』っていう名前で考えていたのに、残念です。

 なので、タイトルを変えてみました。


 ゲームという媒体ではありますけど、1冊の本のようなものを目指す。

 ちょっとだけ、心の片隅に残るような、ささやかな物語。


『Erisμolarno~想いと願いの錬金術士~』


 エリスミュラーノと読むと思います。私の中の中二心を総動員して作った造語です。

 「選択者」という意味です。

 これでパロディとかにはならないはず!


 そういうわけで、今回の更新はここまでです。今年最後の日なので、まだ何かやりますけど。

 では、ここまで読んでいただきありがとうございました。感謝です。

0コメント

  • 1000 / 1000